*シネモンドベストシネマ2020 ランキング&コメント紹介!

昨年1年間にシネモンドで上映された映画の中から皆さんの心に残った作品を選出する「ベストシネマ2020」結果発表!1年前には予想もしなかったコロナ禍、開館以来初めての1ヶ月半あまりの休館、そしてクラウドファンディングでのご支援を受けての再開、その後も対策や対応に悩む日々……昨年は映画館はもちろん、すべての人にとって本当に大変な年となりました。まだまだ先の見えない状況は続きますが、シネモンドの2020年を投票で振り返ります。ご参加いただいた皆さま、メッセージをお寄せくださった皆さま、ありがとうございました!

1位(33票)

 

コロナ自粛明けに観て「やっぱり映画って素晴らしい!」という感動をもらえた作品(40代男性) 圧巻の舞台、悲しい時代背景、登場人物の友情、あの衝撃のラスト…素晴らしかったです。ボロボロに泣きました(30代女性) 言葉にならない気持ちがどんどん溢れてきて、観終わってもタップダンスの音と一緒に頭の中でずっと回っていました。最初に名古屋で観てから1年近く経つ今でもよく思い出してはそんな状態になります(20代女性)

2位(20票)

 

一地方TV局が、よくここまで巨悪の追及に頑張った!最終結果には不満が残るものの、立てた爪痕の大きさは予想以上だったのでは。水面下では色々妨害や障害もあった筈で、それにもめげず、ここまで来られた努力に敬意を表します(50代男性) 汚職事件を追求するマスコミと、首長や議員のやりとりがなかなかどうして迫力ありました。市役所職員の表情も忘れられません(50代女性) 五百旗頭監督と砂沢監督にベストジャーナリスト賞を!

3位(17票)

 

あっという間の4時間!前半はチャラそうな感じの辻くんと放っておけない危なっかしい浮世さん、辻くんが浮世さんを追いかける。後半で辻くんが落ちかけていくときに「すみません」と謝る声が浮世さんにそっくりすぎてめちゃくちゃ鳥肌が立った(そこから徐々に2人の立場が逆転する)森崎ウィンの上手さにびっくりした。何回観ても面白い。不穏で不安定だけど何故か惹かれてしまう映画(映画そのものがファムファタールじゃん)だった。(30代女性)


3位(17票)

 

サスペンス要素が満載でとてもよく出来た作品。ベストセラーの翻訳でこんな世界が本当に存在しそうだと思ったし、あっと驚くどんでん返しが用意されていて、劇場で叫びそうになった。何度見返しても面白そう(50代女性) 久しぶりにサスペンスのスリルを味わいました.そもそもの事件の非合理性などはありますが,各国語のスペシャリストが9人,って設定だけでもう楽しい!もっとバイリンガル,それ以上の強みを押し出してくれてたら一位にしたと思います(50代女性)

5位(16票)

 

これでもかと動く凄まじいアニメーション技術とシュールなギャグがツボにハマりました。また一つアニメ映画の進化を目撃した気がします(20代男性) これはもうドツボに、はまりました。フォーク同好会の前での演奏は、もう腹わたがちぎれるくらいおかしかったです。笑いすぎて涙がとまりませんでしたw(60代男性)靖幸どこで出てくんのと思ったらまさかの!!(40代女性) 声が坂本慎太郎で歌が岡村靖幸ってぜいたく過ぎるでしょ。「ボボボ…」の音楽も良い!(40代男性)

6位(12票)

 

今年一番泣いた作品。とにかく最近の韓国映画はハズレ無し。今作の背景には日本の統治や貧しい階級の人たちの識字率の低さなどが描かれていて、認知していなかっただけに衝撃を受けた。どの民族にとっても言葉とは誇り。決して奪われてはいけない(50代女性) 普段何気なく使っている言葉にも歴史があり、人の心に情緒をもたらす。日本の占領下で教育を受けた「母国語が話せない子供達」は、終戦後、どうなったのだろうとふと考えたりします(50代女性)


6位(12票)

 

シャオヘイに癒された(20代女性) 黒い子猫のポスターだけでは観に行く気がなかったのですが、映画好き仲間から面白いと聞いて鑑賞。無表情だけど優しい道士のキャラクターに顔が緩みっぱなしでした(40代) 

6位(12票)

 

オリジナルな表現が作品として昇華される瞬間とその過程、社会背景を体感でき、ドイツの近現代史と個人史の双方を知りうる作品で印象に残った(40代女性) 3時間を感じさせないほどみいった。見終わった後にシンプルに見てよかったって思った(20代女性)

6位(12票)

 

とにかくこの作品を映画館の音響の中で鑑賞できたことが本当にありがたかったです!映画作りにかける情熱も凄いのですが,それを楽しんでやっている一流の職人さんたちに激しく感謝したいです!!大学生の息子もとても感銘を受けていました.(50代女性) 


*寄せられたコメントから

音楽、カメラワーク、主人公に殺害される被害者一家ののんびりとした立ち振舞い、主人公の自己満足に満ち溢れたナレーション、全てにおいて狂いきっていた作品。思いきりのよさが伝わりました (20代男性)アングスト/不安モノクロの訴える力に改めて脱帽・・・無表情だった少年が自分の名前を取り戻すシーンはやはり心に刺さります。暴力・残酷なシーンの連続で息苦しくなるの中で、バリー・ペッパーが印象的だった (50代女性)異端の鳥今年はドキュメンタリー映画が本当に豊作だった。17年の撮影期間で語られる映像の濃密さよ。小川淳也議員は日本のムヒカだ (40代男性)なぜ君は総理大臣になれないのか個人的に年間ベスト。初めての子どもが生まれる直前に観て、新しい命がこの世界で産声を上げる奇跡にとても感動しました。シリアの今の業況をみんなにもっと知ってほしいと願うとともに、これから出産を控えている夫婦にもぜひ見てほしい作品です (40代男性)娘は戦場で生まれたドランが描く純愛。ストレートで繊細な表現は今回もガッツリ掴まれました。これはどちらにも共感できる。僕自身、ゲイなのでこのやるせない気持ちは分かりすぎる (20代)マティアス&マキシム今年シネモンドさんで観てよかった大賞。予想と違い、期待値を遥かに超えていった大傑作。ダンスシーンの素晴らしさもさることながら、脚本が練られていて素晴らしい。観て1年以上経った今でも、あの打楽器の音色が脳内に甦る。ジョージア映画は油断できない (40代男性)ダンサー そして私たちは踊ったこの作品を今年の大晦日、大雪の1日に観られて良かったです。悲しみにも喜びにも等しく光が当てられていて美しかった (30代女性)ホモ・サピエンスの涙ひたすらに美しくて、ラストシーンの解釈含め鳥肌が。音楽も抑えられている分、尚あの焚き火のシーンの合唱が際立つ。見る見られることが主であり、言葉より語るものがあり映画の持ち味でした。インパクトでいえば2020年一番。名作でした (20代女性)燃ゆる女の肖像スケボーで街を疾走するショットが素晴らしくスリリングで気持ちよくて、迷いましたがベストに入れたいと思いました。ドキュメンタリーの新しい形というか監督自身の自伝的な要素もあり、青春の終わりのParty is over的な感じも切なくてよかったです (40代男性)行き止まりの世界に生まれて再生できるかもしれない関係を描く作品はあるけれど、これはもう。母親の香りや煙草の匂い、口に染みる血の味、水面に叩きつけられる痛みを感じたような気がします。とにかく五感が刺激される映画でした (30代女性)メモリーズ・オブ・サマー始まりから終わりまでキリキリと迫る映画であり、物語も引き込まれました。いじめっ子を完全に悪として描かず、あくまで完成されていない人間として描いていた。こういった視点は日本映画でなかなかなかったのでは。素晴らしかった (20代女性)許された子どもたち社会への問題提起、芸術性、エンタメ性が高い次元で融合していると感じました。ラストシーンの少年の表情が目に焼き付いて離れません (20代男性)レ・ミゼラブルフィルム映像が美しい!映画館で見るべき作品 (20代女性)マーティン・エデンこんな刑務所が日本に「ある」ことを今まで知らなかった…目から鱗状態でした。こうやって自分の罪を見つめ直し、討論を重ねていくことで、目をそらさず、自分の言葉で自分の気持ちと罪を赤裸々に語っていく…この作品を見ることができたことを感謝したいです (50代女性)プリズン・サークル最初から最後まで夢の中のような、ちょっと他にない不思議な鑑賞体験 (40代女性)ロングデイズ・ジャーニー  この夜の涯てへフアティ・アキン監督、ホラー映画。お洒落でグロテスク。あのオチとエンドロールの写真は流石。殺しとあの茹でた何か分からない食べ物の繋ぎ方は嫌悪感マックス。イケメン俳優の化け方はアカデミー賞級。大好き (20代女性)屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ観ている間ずっと,主人公のふたりを応援していました。希望の見えるラストがとても好きです (50代女性)his「シネモンドの休館中に〈仮設の映画館〉で鑑賞しました。『復興』という未来に向かって今をどう生きたらいいのかともがく被災地の高校生たちの葛藤は、コロナ禍の只中で途方に暮れてしまいそうな自分の感情ともリンクしてとても生々しく映りました。ある意味、2020年を象徴する映画体験になりました。 (40代女性)春を告げる町

*勝手に表彰部門から

フライドチキン食べたくなるで賞:エクストリーム・ジョブ

助援女優賞:小川淳也議員の奥さん、娘さん、お母さん(なぜ君は総理大臣になれないのか

主演男優賞:レヴァン・ゲルバヒアニ(ダンサー そして私たちは踊った

最優秀アニメ賞:ブレッドウィナー

ベスト・ソング:燃ゆる女の肖像

炎の前に集まった女性たちが誰からともなく歌い出す歌。不協和音から始まり,音がやがて調和していくのには鳥肌が立ちました。

雄大な風景賞:ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!

メンバーが目指す,ノルウェー・フィヨルドの荒涼とした美しさは絶品でした。

ベスト・ファーザー:サンダーロード」の主人公

娘のために頑張りすぎて,なんとなく空回りしている姿が物悲しいけれど,娘の相手になれるよう,ひとりで壁に向かって手遊び練習をする姿には泣かされました。

俳優賞:ユ・ヘジン(マルモイ ことばあつめ

ベストフライヤーデザイン賞:マイルス・デイヴィス クールの誕生

ベストオープニング賞:行き止まりの世界に生まれて

監督賞:エミリオ・エステバス(パブリック 図書館の奇跡

ベストキスシーン賞:バート・レイノルズ(ラストムービースター

SDG s賞:もったいないキッチン

ベストオープニング賞:ホモ・サピエンスの涙

衣装賞:燃ゆる女の肖像

ベスト挿入歌賞:屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ

チラシ・ポスター・パンフレット賞:ジョン・F・ドノヴァンの死と生マティアス&マキシム

ベストグロテスク賞:異端の鳥」目玉くりぬきスプーン

ベストゾワゾワ賞:リトル・ジョー花粉が舞う研究所シーン

ベスト優しさ賞:スペシャルズ!mid90s

行き止まり」のビンくん(衣装賞

9人の翻訳家」の社長(パワハラ過ぎで賞

アングスト」のウィンナー(美味しくなさそうで賞

アングスト」のお犬(ベストペット賞

マティアスアンドマキシム」のハリスディキンソン(助演男優賞

今度のキングスマンでメインキャストみたいなので観るのが一気に楽しみになりました

俳優賞:アーウィン・レダー(アングスト/不安

ベストオープニング賞:続・荒野の用心棒

変人賞:ジェフリー・コムズ、デヴィッド・ゲイル(ZOMBIO/死霊のしたたり

俳優賞:森崎ウィン(本気のしるし

サントラ賞:屋根裏の殺人鬼フリッツホンカスウィング・キッズ

劇中めし美味そうで賞:在りし日の歌の饅頭(あのホワッホワな饅頭の美味さは近年映画飯ベスト3に入れたいぐらい美味そうだった!)

コピーライト賞:スピリッツ・オブ・ジ・エア「まだ見ぬ景色を求めて、夢の着地点を知った。」作品の内容もコピーライトも最高です。

俳優賞:ヨナス・ダスラー(屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ

新人賞:上村侑(許された子どもたち

サントラ賞:スウィング・キッズ

衣装賞:サイゴン・クチュール

ベストオープニング賞:彼らは生きていた

ベストエンディング賞:レ・ミゼラブル

予告編賞:異端の鳥

ポスターデザイン賞:音楽

最優秀作品賞:さよならテレビ

優秀作品賞:わたしは光をにぎっている

優秀作品賞:象は静かに座っている

蛇いちご賞:解放区

嘘予告編賞:解放区※本物のドキュメンタリーではございません

最優秀主演男優賞:福島智之(さよならテレビ

最優秀主演女優賞:松本穂香(わたしは光をにぎっている

最優秀助演男優賞:澤村慎太郎(さよならテレビ

最優秀音楽賞:カネコアヤノ「光の方へ 」(わたしは光をにぎっている

最優秀監督賞:圡方宏史(さよならテレビ

優秀監督賞:故 フー・ボー(象は静かに座っている

名台詞賞:「共謀罪という言葉を使わないメディアは、権力を支える側にいる。」「このドキュメンタリーにとっての真実ってなんでしょうね。卒業って言葉で終わらせていいんですか。テレビの闇ってもっと深いんじゃ、、、。」(澤村慎太郎)「リスクを取らずに、何かを表現するって難しくないか?」(圡方宏史)「一部、お約束と違う所がございました。大変、失礼しました。」(福島智之アナウンサー)さよならテレビ

★劇場宛にいただいたメッセージ

なにはともあれ帰ってきてくれてありがとう賞:シネモンド!!!

厳しい状況には変わりないとは思うのですが、シネモンドがないことには映画が見れません! 

コロナ禍、緊急事態宣言で休館期間があったにもかかわらず、映画館で見た映画は、シネモンド・他館合わせて124本! 例年よりも遥かに多い本数でした。ある意味、危機感が、映画館で映画を見ることの大切さを痛感させてくれて、貪欲になったのかなと思ってます。シネモンドが無事再開してくれて本当にうれしかった。ありがとう!

2020年はコロナでシネモンドさんをはじめ全ての映画館が一時休館という事態に見舞われました。今まで当たり前のように観に行っていた映画館に行けなくなることが自分の中でショックで衝撃的でした。休館前の「サイゴン・クチュール」(「もろプラダの悪魔やん!」て突っ込みたくなるシーンがあったけど)再開日の「レ・ミゼラブル」、休館前から楽しみにしていた「スウィング・キッズ」の三本を観たときの「映画館で映画を観る楽しさ」で溢れた感情は一生忘れられないかと思います。まだコロナは収まっていなくて、シネモンドスタッフみなさんの日々の毎上映毎の消毒を含めた対策等に頭が下がる思いです。本当にありがとうございます。

もうすぐ地元に帰るのでシネモンドに通えなくなります。とても寂しいです。金沢に住んでいた期間、何度も映画館に逃げ込んだからどうにかやっていられました。ありがとうございました。またいつか来ます。

(おまけ質問)シネモンド以外の劇場で観た映画のベストは?

パラサイト 半地下の家族(11)|ジョジョ・ラビット(6)|ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(5)|ミッドサマー(4)|ミッドナイトスワン(4)|ブックスマート(2)|脳天パラダイス(2)|テネット|博士と狂人|れいわ一揆|鵞鳥湖の夜|ヴァイオレット・エヴァーガーデン|グレース・オブ・ゴッド 告発の時|カラー・アウト・オブ・スペース|私をくいとめて|初恋|Fate stay night Heaven’s Feel Ⅲ Spring song|インクレディブル・ファミリー|僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46|ムヒカ|もののけ姫……

 

 

★ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 2021年もどうぞよろしくお願いします。

*シネモンドベストシネマ2019!

1位(18票)

 

とにかく俳優陣の演技に圧倒される驚異の129分でした。2019年邦画ベストです(20代/男性)最高。映画の中の宮本と靖子みたく全身全霊で生きている実感を感じながら、泣いて笑って怒りを感じながら観る映画だった。素晴らしい。久しぶりに観た瀧の顔がデカかった!(40代/女性)2019は映画館で326本観ましたが、その中でもベスト10に入るくらい良かった。このシーン、笑ったら負けなんだろうなと思いながら3回くらい負けました(40代/男性)

2位(14票)

 

ありのままを肯定してさらにその先へいく作品ははじめて観た(20代/女性)怪作度では昨年No.1。この題材で、そもそもよく企画OKが出たものだ&主演のメイク上手く出来てるな〜と思いながら観てると途中から思いもかけぬ方向へ話が進んでいき、またビックリ。時々北欧からはこういうアバンギャルドな作品が出て来るイメージがあり、それが破綻してる作もよくある気もするが、うまく着地まで突っ走れた、という印象(50代/男性)異形(30代/男性)

3位(12票)

 

2016年公開の「この世界の片隅に」を30回以上観ましたがこの作品は全く別の作品。とにかく心理描写が凄い。もちろん前作にも描かれてはあったのですが、追加されたシーンがものすごくその表現を深いものにしています。アニメにしか描けないアニメだから描ける世界が究極の素晴らしさで作品になっています(50代/男性)前作よりも観やすかった。すずが「ぼーっとしてる自分でいたかった」…と慟哭するシーンは片渕節〜と思った(60代/女性)


4位(11票)

 

完璧30代/男性)モノクロなのに、赤い民族衣装が激しいダンスに揺れていたように思い出し、パリのネオンの光、ズーラの哀しげな黒い瞳を思い出させます。パーフェクトな映像の美しさのせいでしょうか。こんな激しい愛は“死”すら“生き方”なんだ!と思いました(60代/女性)音楽の美しさに圧倒されました。その音楽にのせて綴られる、すれ違う男女の姿が、モノクロ映像でさらに深い余韻を残しました50代/女性)

5位(10票)

 

中学のリアルな雰囲気に共感しすぎて苦しくなるくらい。自分を変えるため行動する主人公に勇気を貰いました(20代/女性)コンプレックスの塊の女の子が苦手な事にチャレンジして失敗してそれでもチャレンジしていく姿に心打たれた。焚火を囲みながら父親が彼女に話すセリフは忘れられない(30代/女性)主人公の気持ちが凄く理解できた。自分に自信が持てないのはどんな年代も同じ。これはそんな人たちへの応援のように思えました(50代女性)

5位(10票)

 

卒業アルバムの集合写真にいないことに誰にも気づかれないってリアルにありそう。切なすぎます。「三井くん」ってささやくような呼び声が印象的でした(40代/女性)高良健吾は、どうしてもこう影のある役ばかりです。この作品はある意味究極。狂おしく美しい救われない世界観に脱帽(30代/男性)自分的には昨年度ぶっちぎりのNo.1。高良も「横道世之介」と真逆の役だったが、これまた好演で唸らさせられた(50代/男性)


*寄せられたコメントから

インタビューを主に集めた構成なのに、本当に映画構成がスリリングでエンターテイメントのように面白くて、「中立」や「両論併記」は必ずしも公正中立「ではない」ことを示してくれたような作品でした(40代男性)主戦場2回観に行ったけどあと3回観たかった。4DX以上の体感映画!監督の執念が隅々まで込められた凄い映画(30代女性)恐怖の報酬自己と他人との関わりについて考えるきっかけとなった作品。「私は私とは別れられない、一生」というセリフが印象的(20代女性)生きてるだけで、愛「ハラハラして、衝撃的なラストにびっくりした。見終わった後膝が震えていました(20代女性)」「夫への愛と、作家としてのプライドの間で苦しむ妻の葛藤が痛いほど伝わる作品。コンパクトにまとまっており、観賞後にはずっしりとした余韻を残す。2019年の作品で他人にオススメするとしたらまずこれ(20代男性)」天才作家の妻 40年目の真実みんなティモシーの虜になる。90sカルチャーを前面に出した音楽、映像と素敵すぎた(20代女性)ホット・サマー・ナイツ「2019年に鑑賞した前映画の中でも、トップ級に心に沁みた。誰のせいでもないけど、そこに確実にある地獄。その中にかすかに灯る希望。ひたすら切ない。サンドラ・ヒュラーは『ありがとう、トニ・エルドマン』の時とは違う、いい味を出していたなあ(40代男性)希望の灯りトラウマ必至40代男性バニシング 消失久しぶりに映画館で爆笑しました。ウィットに富んだジョークの数々、ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロランのかけあい、『作家』と『キャラクター』の戦いという奇抜な、だが奇天烈でないアイデア、コメディ作品としては2019年ベスト級(20代男性)英雄は嘘がお好き昨年観た映画の中で、一番ぐったりした作品。主人公の身に振りかかる、地獄、ひたすら地獄。その中で、自分を見出し、どん底から誇りを取り戻していくストーリーには震えた。ラストにもびっくり。映画観賞史上、1、2を争うくらい驚きました(40代男性)暁に祈れ観る予定は元々なかったのにフラッと惹かれて入った映画。シネモンドで観た中で1番でした(20代女性)彼が愛したケーキ職人二夜連続で悪夢を見ました。銃撃戦の夢と誰かに追われる夢でした(女性)ウトヤ島、7月22日)「突然ミュージカル!」ダサかっこいい音楽に心を持っていかれた。最後の展開と歌で良い意味で呆れてしまった(20代男性)愛と銃弾昨年観た映画の中で一番へんてこな映画。イコール私の大好物。かつ、傑作!こういう出会いがあるから映画観賞は辞められない。この手の黒い笑いは、ロシア文化圏で醸造されるのであろうか?短尺だけど目いっぱい楽しませていただきました(40代男性)タイトルからは想像もつかないストーリーでありながらこのタイトルは秀逸!こういう出会いがしたくて映画を見てるんです!!全国的にも上映館少なかったみたいなので見られたのはほんとラッキー。ありがとうシネモンド!!(40代女性)鉄道運転士の花束堂々たる“映画”。戦争、革命、血脈、ロマンス、野心、欺瞞。すべてが無駄なく入っている(40代女性)サンセット主人公の相手に対する思いや家族との関係が心に残りました。暗い空の下に広がる荒野も、息を呑む美しさでした(50代女性)ゴッズ・オウン・カントリー末っ子(8才)と見に来ました。名言の数々に打ちのめされていました(女性)コマンドー美しいパリの描写。文化、芸術へのトリュビュート。そして社会風刺。可愛いディリリの瞳から色んなパリの景色を見させて頂いた一本。今年見たフランス映画では1番です!(30代男性)ディリリとパリの時間旅行セリフを極限まで排除し、音楽と映像のみで語る独創性に加え、構成、演出も非の打ち所が無く、更に娯楽作品としての完成度も非常に高い、近年稀に見る大傑作(20代男性)シシリアン・ゴースト・ストーリーすごい湿気と腐った血の匂いが充満していて『女は生きてるだけで血まみれだ!』という怒りが湧いてきました。R15ではあるけれど、主人公と同じ年頃のこれから大人になる女の子に観て欲しい、そしてどういう生き方をしたいか考えてほしいと思いました(40代女性)第三夫人と髪飾り昨年観たドキュメンタリーで、圧倒的に熱量がアタマ一つ抜けていたのが本作。力のない者が闘っていく術をまざまざと見せつけられた(40代男性)共犯者たちしみじみと『生』と『死』の近さを思わせてくれた(50代女性)洗骨家族とは、ここにいなくても家族の中で生き続け、家族に語りかけ、家族に問い掛け、家族を一つにするものなのでしょうか。兄への手紙を読みながら悲鳴のように泣き続ける妹の富美!このシーン、『恋人たち』の篤の号泣と同じように、凄まじい悲しみを投げつけてきました(60代女性)鈴木家の嘘人生を美化しない・でも世界は美しいと信じている…そんな人たちがこの作品を作ったんだな、と温かい気持ちになった。実在した画家キャラハンの生涯も、ガス・ヴァン・サント監督の作り方も、ホアキン・フェニックスの演技も、それぞれが痛みを内包しているけどそれでも微笑むことができる優しさ、のようなものがあって。素敵でした(50代女性)ドント・ウォーリー

*勝手に表彰部門から

俳優賞:マット・ディロン(ハウス・ジャック・ビルト

女優賞:蒼井優(宮本から君へ

サントラ賞:永遠に僕のもの

衣装賞:英雄は嘘がお好き

ベストオープニング賞:永遠に僕のもの

ベストエンディング賞:サマー・オブ・84

予告編賞:アンダー・ユア・ベッド

チラシ/ポスターデザイン賞:アメリカン・アニマルズ

ベスト予告編賞:コマンドー劇場で流れるたび、心が和みました。 

ベスト・バード賞:マチルド、翼を広げ」のフクロウ。演技が絶妙で素晴らしかったです。登場するだけでなく、主人公を救います。フクロウを飼ってみたくなりました。 

最優秀新人賞:ペータル・コラッチ(鉄道運転士の花束

食べてみたいで賞:ズッキーニの肉詰め鉄道運転士の花束

あんな家に住んでみたいで賞:トレーラーハウスならぬトレインハウス鉄道運転士の花束

パルムドッグ賞:イリヤの飼っている犬・ロッコ鉄道運転士の花束

ベスト主題歌賞(U-8)古川凛&田中千空(こどもしょくどう

主演男優&女優賞(U-15):藤本哉汰&鈴木梨央(こどもしょくどう

主演女優賞(U-15):グエン・フォン・チャー・ミー(第三夫人の髪飾り

主演女優賞(U-30):前田敦子(旅のおわり世界のはじまり

主演女優賞(U-40):ヴァレリア・ゴリノ(エマの瞳

主演女優賞(O-40):サンドラ・ヒュラー(希望の灯り

主演女優賞(O-90):ドクター・ルース(おしえて!ドクタールース

“涙” 賞:ティム・カルクオフ、サラ・アドラー(彼が愛したケーキ職人

胸が締め付けられるような涙の演技、素晴らしかった

主演女優賞:エルシー・フィッシャー(エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ“あの時代”(10代前半)の少女だけが放つもの、見事に作品のなかで描写されていました。

助演男優賞:ジョシュ・ハミルトン(エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ10代の娘にどう接していいか暗中模索するお父さんが、切なくて素敵だった。「あなたが怒ったり悲しんでいたりすると辛くなるけど、それはあなたを嫌いだからではなく、その“状況”が辛いだけなんだ。」アメリカ人のこんなイノセントなセンスが大好き。

ベストお父さん賞:エイス・グレードのパパ。「これにどんな意味があるのか知らないけど、それがお前にとって一番いいことなんだね」否定も断罪もせず、ケイラの存在を全肯定し、ただただ見つめ続けるパパ。尊い。(そしてそれを理解するケイラも)

主役のダメな子感が絶妙で、よくこんな子を見つけてきたなグッジョブ賞:YOSHI(タロウのバカ

表情といい、口をポカンと開けた感じといい、ガリガリで色白で全身に全く力が入ってない感じといい、一目で「ダメな子」とわかる主役。ほぼ出オチだろうと思ったら最後までずっと勢いがすごくって、とにかくすごかったです。

新人賞:YOSHI(タロウのバカ彼は、いったい誰なの?本当にタロウなんじゃないかって思いました

撮影賞:火口のふたり2人の白黒のプライベート写真が、映画以上に美しく物語を感じました

サントラ賞:ノーザン・ソウル

映画内で流れた曲のゴキゲン度では圧倒的に昨年度No.1。見終わった後、速攻でサントラ買ったが、その充実度にこれまた大満足。未見だった方は今からサントラだけでも如何でしょうか。

ベスト台詞賞:「人の一人くらい轢き殺さないと、運転士として一人前じゃない」(※違うけど、そんな感じの内容)鉄道運転士の花束

ベストモブ賞:ハワイの盆ダンス会場で「OBEY」って書いてるTシャツ着てたお婆ちゃん盆唄

ベスト台詞賞:「クーポンは客を凶暴にする」スケート・キッチン

ベスト兄弟賞:シスターズ兄弟ゴールデン・リバー

ベスト台詞(&音楽)賞:夜の時間へようこそ」希望の灯り)閉店後の薄暗い巨大スーパーで、在庫管理の夜勤が始まる時に店長がアナウンスし、店内に「G線上のアリア」が流れ始めるシーン。冒頭の「美しく青きドナウ」に合わせてフォークリフトが優雅に行き交うシーンも素晴らしかった!

ベストタイトル賞:暁に祈れ

ベストティーン賞:ワイルドツアーのタケ

ベストピュア賞:僕の好きな先生の瀬島先生

やっぱりタバコと映画の相性良いで賞:NO SMOKING

映像美術賞/芸術賞?:永遠の門 ゴッホの見た未来ゴッホとゴッホ作品を、監督が画家の視点から描いていて、演じるデフォーも画家ゴッホの魂を受け入れていて、圧倒されました。助演男優賞?/監督賞ラストシーンで登場した、英語学校でタクシー運転手たちに授業する男性講師の人ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそいまの日本の教育現場ではありえない風景だけど、あの熱量とか、教師の愛情(に近い思い)がNYにはまだ存在していて、羨ましい。ワイズマンはその部分をきっちり写しとっていて、巨匠にも脱帽です。映像文学賞ドリーミング村上春樹この作品、村上文学を映像という手法で構築したものだ。作り手の愛にあふれている。

ベスト音楽&ダンス賞:帰れない二人葬式のシーンで踊る社交ダンス(CHA-CHA-CHA)は今年1番頭に残ったダンスシーンだった。乾杯からの題名が出る繋ぎも最高。誰かの結婚式でご飯を食べるシーンが旨そうだったので飯ウマ賞もあげたい。ポスターデザイン賞さらば愛しきアウトローポスターに書いてあった「ポケットに銃を 唇に微笑みを 人生に愛を。」の言葉とレッドフォードの姿がマッチした最高のポスターだと思いました。俳優・女優賞蒼井優宮本から君へ脱ぎっぷりが良かったのと、お尻が意外と現実的な感じのお尻だったのが凄く良かった。最高トークショー恋のクレイジーロードでの4人の方の二本立て映画トークショーが今年観たトークショーで1番面白くてグッときました。また見たいです!

*シネモンドベストシネマ2018!

1位(24票)

 

美しい空虚。時間構成の巧みさに舌を巻きます(20代/男性)沈黙は金、シーツを被って目の穴だけというベタな姿がいるのに、とにかく詩的で美しく哀しく余韻が残る名作でした(50代/女性)ほぼ幽霊が側にいるだけという斬新な設定が素晴らしかったです。「死霊館」だとあんなに怖いポルターガイスト現象がこの映画だとなんだか幽霊が「ぷんぷん!」と怒っているように見えて可愛く見えました。(40代/男性)

2位(18票)

 

おにぎりで号泣、スニーカーで大号泣。光州の人たちの優しさが胸に沁みる。ガンホ兄貴も最高だけどユ・ヘジン兄貴の困り笑顔が最高(30代/女性)重い自国の暗部をコメディを交えて商業映画として成り立つ作品として世に出す勇気は凄い(50代/女性)韓国の歴史の物語でもあるけど後半のカーアクションがジェリー・ブラックハイマー映画みたいになるところがいい。良心だけでは良心作は観客に伝わらない(50代/男性)

2位(18票)

 

見ているこっちが緊張するわ!と思うシーンがたくさんあり、最後はちょっと切なく、飽きさせない展開が面白かった(20代/女性)思った以上にサスペンス映画だった(50代/女性)やりすぎ?!というくらい手に汗握るカンニングシーンの盛り上げに笑いつつ、タイという国の現在、高校生の彼ら彼女らが抱えている背景が胸に沁みました。どうかバンクくんに幸あれ。正反対の魅力の女の子二人も最高!(40代/女性)


「今年のオープニング大賞。創作は業であり呪いであり、でもやっぱり救いでもあるという。作り手の想いに泣けました。マーク・ハミルのキャスティングも深い(40代女性)ブリグズビー・ベア」「3人のかもしだすムードがとても親密で尊くてせつないかんじ。最後のシーンもとても良かった。あと静雄の座り方とか常に微笑んでるかんじが最高で、染谷くんのすごさを改めて思い知らされました(30代女性)きみの鳥はうたえる」「不気味な緊張感に溢れている。けど笑える(50代女性)聖なる鹿殺し「まったなしの今の映画(40代女性)菊とギロチン再上映をたのしみにまっていた作品と、新作。この映画に出てくるご夫婦がとてもステキで、2人で生きていくってすばらしいことだなと思いました。人生フルーツ、そうあればいいなと(20代女性)人生フルーツ/しあわせの絵の具とてもエモーショナルな話なのに、ギリギリのところで誰にも感情移入させない感じが、ふしぎな気持ちよさというかあたらしさというか、それと相反する映像の美しさとのバランスとかも、とても良いなあと思って忘れられません(30代女性)あさがくるまえに最後に兄弟姉妹でゴゴゴゴ...と睨み合うシーンが最高に良かったです。元サヤのバッドエンディングなのに、なぜか爽やか(40代女性)犬猿」「カウリスマキが映さずにいられないもの(40代女性)(希望のかなた)」ここまで徹底的に"冷たい"映画は過去無かった気がする。絶対零度大賞を献上したい程の救いの無さに、心底まで冷え冷えさせられた。しかも昨今の報道からして、恐らく同じ扱いを受けてる子がそんなにも沢山…(涙)(50代男性)ラブレス「泥臭さの中に時々垣間見える美しいショットが印象的でした(20代女性)(止められるか、俺たちを)」とにかく全てが最高!ロックンロール万歳!雨のキスシーンに胸キュン、ラストのライブシーンは立ち上がりたい衝動に駆られた。ウィレム・デフォーの顔色の悪さが1番気になったけど(30代女性)ストリート・オブ・ファイヤーシネモンドに初めて来るキッカケになった作品。ダークファンタジーな世界観がすてきです。ショーのシーンも楽しい(20代女性)ゆれる人魚死ぬ男と死ねない男が一緒に「愛はかげろうのように」を口ずさむワンシーンに衝撃を受け、心掻っ攫われた。個人的近年観た映画ワンシーンベスト3内に入れたいワンシーン(30代女性)ビューティフル・デイシアーシャ・ローナン好き♬ 高齢独身の身としては、映画を観ていて身がねじ切られる思いでした。男ってやつは…(40代男性)追想何十年ぶりかの再見だったが同じ作品とは思えなかった。当時喧伝されていた映像美以上にボルヘスの原作の消化が見事(60代男性)暗殺のオペラ平成の「めぞん一刻」、死んだ旦那さんは最後まで顔を見せないし、朝倉あきさんの煮え切らないところは音無響子ぽいし、何より劇中「めぞん一刻」読んでるし(50代男性)四月の永い夢現存する最古のドキュメンタリー、になるのかな?映像とナレーションを観ているだけで、こんなに面白くなるのかな、と思った。編集ってすごいですね(40代男性)極北のナヌーク周囲のハマっている知人友人たちの気持ちが理解できた。私もちょっとハマったかも(50代女性)縄文にハマる人々内田慈さん大好き♪ 邦画で、このくらいのサイズでまとまっている作品が好き。EDのキャスト紹介もよかったピンカートンに会いにいく以前付き合っていた方と本映画上映中に鉢合わせし、劇中の恐ろしい展開よりヒヤヒヤを味わうことができました(20代男性)遊星からの物体X

*シネモンドベストシネマ2017!

1位(25票)

 

まだ整理つかない想いを抱えたままで、それでも折り合いをつけて生きていく、曇り空が印象的でした(50代女性)乗り越えなきゃいけないというテーマではなく、乗り越えられないものを近い目線で観ることができたことが新鮮でした。灰色の海、雪の街中、映画に出てくる地域すべてが好感がもてた。ケイシー・アフレックの演技は主演男優賞を獲っても獲らなくても、すごく良かった(20代男性)乗り越えない辛さ、も選択していいと思える(20代)ケイシー・アフレックの抑えた演技に泣けた。単純にハッピーエンドにしてほしい気持ちもあったけど、そうじゃないからこそリアルでよかった(40代女性)

2位(21票)

 

ジム・ジャームッシュのこういう作品を待ち望んでいたんだよ〜(20代男性)なんだろう…とてもよい。。。(40代男性)永瀬正敏!それに尽きるんですが、アダム・ドライバーを見ることに対しても好感がジワジワと。。。 あの夫婦の地味にすれ違ってる感とバーでの会話が日常にスパイスが効いてる(20代男性)普通の毎日の中にある小さな幸せの特別さを感じた。観て以来、日記をつけるようになりました(20代女性)アダム・ドライバーが飄々と演じていたパターソンが愛おしかったです。犬の演技も笑えました(40代女性)ポストが毎日傾いている理由が明らかになったシーンに笑いました(40代女性)

3位(17票)

 

人生のみのり(70代男性)丁寧に生きることを心底感じることができた。自分の生き方を少し変えるくらい強いものでした(50代女性)音楽が素晴らしく、映像のささやかな豊かさを引き立たせていた。単なる豊かな生活とは、だけでなく、人生とは何か、という大きなテーマにも深く関わっていて、とても心にしみたし考えさせられた(20代女性)何でも創っていくところが見ていて楽しい(30代女性)ありがとう東海テレビ!(40代女性)こういう生き方ができたら良いなと思える優しい作品でした(30代女性)全てに対してていねいに生活すること、愛をもって1つ1つ思いを入れることを学んだ(30代女性)


「ぶっちぎり1位!自分の人生においてベスト10に入る映画が現れた。2人が手を取り合って逃げるシーン、同じシーンなのに第1部と第2部で心情も表情も違って感じとれるとこが凄い(30代女性)お嬢さん」この映画ほど、人を愛する美しさ、人を思いやる優しさ、そして、人への限りない善意を感じた映画なんてないんじゃないかしら(60代女性)タレンタイム」「『この世界は僕が照らしてみせる。』孤独な少年が懸命に捻り出した言葉は、大好きな女の子に、ついに届くことはなく。あまりにも痛切な映画だ(20代男性)牯嶺街少年殺人事件「クレヨンや絵筆のタッチそのままに動き出す絵が素晴らしい!(50代女性)怪物はささやくエレベーターから階段に続くシーンが大変素晴らしい(50代男性)イップ・マン 継承「内灘砂丘へは浅電で行ってくれ〜」と思ったのは私だけではあるまい(60代女性)美しい星ミニシアターの良さを感じられた映画。美男美女の危うい関係。切なすぎる。(20代男性)婚約者の友人イランの方々の会話がとにかく新鮮でした。今作も風刺たっぷりのパナヒ監督でした。(20代男性)人生タクシー「慎二と美香が、そんな真っ暗な“死”孤独を、優しさと誠実さで“生きる”青空に変えるラストが、とても清々しかったです。 生きづらい毎日だけど、嫌なこと、悲しいこともあるけど、そればかりじゃない。 思いもしなかった嬉しいことだってある。 二人が出来ることをして、二人であたりまえの生活をして、同じ方向を見て一緒に生きよう、って。 美香の頭を撫ぜる慎二、ありがと」美香の涙。これは、最高密度の純愛映画でした(60代女性)夜空はいつでも最高密度の青色だ「SFサスペンスだと思っていたらハードSFサバイバルアクションでいい意味で期待を裏切られました。ノミオ・ラパスの8役(7役ではない)の演じ分けにも感嘆。(40代男性)セブン・シスターズ「心温まるお話や時代を反映した映像など、すべてがとても美しかった(20代女性)ユーリー・ノルシュテイン特集「エル・ファニング最高!と言っている人々がいる理由がわかりました。エル・ファニング最高!(30代女性)ネオン・デーモン「ヘイリー・スタインフェルドがかわいすぎだったのと自分の思春期の頃を思い出して胸が痛くなったのと同時に笑えたし最高の脚本だった。(40代女性)スウィート17モンスター「あほみたいな三日間が永遠の輝き。(40代女性)エブリバディ・ウォンツ・サム!!「恋人の女性がきっと死んでいるのだろう、とわかってても最後のシーンで確信を得たとき鳥肌がたった。残像が強く残りすぎた作品でした(20代女性)ダゲレオタイプの女「ジェイク・ギレンホールの破壊っぷりは、さすが、やり切っちゃう役をやらしたら、右に出る者なし(50代女性)雨の日は会えない、晴れた日は君を想う「タイトルにひるまずみんな見て!(40代女性)㊙色情めす市場「個人的に、今年No.1。予備知識なしで観たので、いろいろ予想を裏切られ、前半で一気に引き込まれた。構成とか展開とか、別に珍しくもないのに、観る映画によってどうしてこうも違うのか、と考えさせられた。今年唯一パンフを購入した映画。(40代男性)灼熱「絶対に見られないと思っていたので、上映が決定したときは、本当に小躍りして喜びました。レア度でいうと、堀禎一監督の遺作「夏の娘たち ひめごと」と迷いましたが、こちらはDVDも出ているので、「SHARING」に一票。(40代男性)SHARING「デヴィッド・ボウイの衝撃映像!!にビックリしている間に終わってしまったのですが、切なすぎる宇宙人の事がなんだか忘れられません。(30代女性)地球に落ちてきた男「賛否両論かも知れないけど、海に潜りたくなくなる素晴らしいオチ(50代男性)海底47m「『じゃどうすればよかったんだよ!』と主人公でなくても思ってしまう映画。韓国って・・・。と思ってしまう映画。(40代男性)The NET 網に囚われた男「旧ユーゴの悲劇を形を変えて、こういう二本の映画の形であらわした力量に感心。(『汚れたミルク あるセールスマンの告発』と併せて)(50代男性)サラエヴォの銃声「もう二度と味わうことのできない永遠の夏。キラキラしていて複雑で無敵で悲しくて最高だった。(20代)キングス・オブ・サマー「ラストシーンの格好良さったら。。。。(50代男性)ブルーに生まれついて「出演しているヒトが、皆愛おしく言葉が深かった。心に響く。(40代女性)猫が教えてくれたこと「自分でもなぜだかわからなくて、うまく説明できないのですが...昔住んでいたアパートの匂いを強烈に思い出させる、不思議な作品でした。(30代女性)だれかの木琴「まさかの娯楽作。不謹慎って言われそうだけど。(40代男性)全員死刑「ゾンビ映画に全く新しいオチが!(50代男性)ディストピア パンドラの少女「人生において退屈な映画というのは何本かありましたが、最初から最後までモノローグのみで映画を作ると頭痛とめまいがするくらい苦痛という事を教えてくれた作品。テレンス・マリック作品は自分に元々合いませんが、ここまでキツかったのは初めてです。逆に心に残りました(笑)(40代男性)聖杯たちの騎士

*シネモンドベストシネマ2016!

1位(39票)

 

今期ベスト1でした。戦っている場面の戦争映画より戦争を身近に感じた。皆に観てほしい(30代女性)この映画を見られるこの時にうまれてよかった(20代女性) 色んな人に観て欲しいと、人生で初めて思いました(30代) 戦時下にありながら、毎日の食事の心配をしながら普通に生活している人々の姿が時にユーモラスに描かれ印象深かったです。空に浮かぶ戦艦と跳ねるウサギの場面は、アニメーションでしか表現できないと思いました(40代女性) このすずさんの淡々とした日常とそこに起きることが今年1番の「事件」でした(50代男性)まだよくわからない(20代女性)

2位(27票)

 

映画もサントラも本当にすばらしかったです。ジョン・カーニーの他の映画の中でもベストでした。2回観ましたが何度でも観たいと思いました(30代男性) ラブストーリーかと思いきや家族それぞれの再生の物語。劇中の曲全てが最高(30代女性) 歌が良くてサントラたくさん聴きました!(20代女性) 音楽を作ったことのある人にしか分からない、最初にオリジナルの曲を作る過程の感覚が完璧に描かれていたのがすごい。劇中の楽曲も兄や仲間たちのキャラも最高でしたが、ヒロインがお飾りでなく、アートに真摯な人間として描かれていたところがとても良かった(30代女性)

3位(19票)

 

葛城家に悪人はいるのか? 多分居ないでしょう、でもなんでこんな事になっちゃうんでしょうか、はっきりしたキッカケもなかったはずなのに…そして彼にも共感できてしまう…(10代男性) 幸せってなんだろう(40代男性) 三浦友和を始め演技陣全員が見事な出来。エンディングは不思議と監督の前作「その夜の侍」を思わせる構成だったのが印象的でした。あれは一種の"救い"なのか?(50代男性) コンビニ弁当ばかりを食べる葛城家の風景は歪んで見えて、温かいご飯を家族みんなで食べる事は大切なんだと思わされた。三浦友和がとにかく怖い(30代女性)


「ふたりとも愛らしい!!!!絵柄も個性的で観ていて楽しかった。シアーシャがうちの妹と似ている、、、、(10代男性)ソング・オブ・ザ・シー 海のうた光り輝く髪をなびかせる姉妹たちのそれぞれの選んだ道に苦しくて胸が痛くなり、そして解放される(30代女性)裸足の季節最初から9割までは最高の映画。いらんことすんなと思いました。それさえなければかなり上位の映画(40代男性)神様の思し召しラストシーンからのエンドロールがすごい。あそこの流れを思い出すだけで泣ける(30代女性)山河ノスタルジアケビン・ベーコン最高傑作の謳い文句にたがわぬ力作。「お前らわかってんのか、それはコップ・カーだぞ!」(40代男性)コップ・カー今年のシネモンドさんで上映された映画では珍しくのんきに観ていられた映画。こういうのも観たいですね(40代男性)ミラクル・ニール!バツグンに面白かった(50代男性)START LINEこの映画の静と動は、まさしく彼の破滅型人生のようで不安と自信、卑屈と傲慢、依存と自立、詩的な知性と攻撃的な感性のせめぎ合い。同時に、激流のようにほとばしる言葉に翻弄されるトマスと、それらの複数の言葉を削除する理性的な親友であり父であるマックスの対比に目を奪われました。ラストの帽子を置くところは、ただただ涙でした(60代女性)ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ渋すぎる(60代男性)黒衣の刺客今年の一番でした。素晴らしい音楽、素晴らしいドキュメンタリー。知らない歴史と現状にも驚かされました。1週間のみの上映はもったいないです(40代女性)ソング・オブ・ラホールドタバタが繋がって集まるのが最高に楽しい映画でした!ラストのまさかの彼も笑(20代女性)マイ・ファニー・レディ残り30分間で驚くわけがないと思ったら、ほんとに驚いた。ひっと声が出た(20代女性)シークレット・アイズ初めてのシネモンドで観た映画。とにかくキュートなストーリー。セットも音楽も素敵だった(30代女性)ビューティー・インサイド最後の10分程であっと驚いた!これって活劇じゃん!コーエン兄弟がすすめるわけだ(男性)ディーパンの闘い美しい人間の生き方に魅入られました(20代女性)氷の花火 山口小夜子小さいころから好きだった成海璃子さんが、成長したな、と(40代男性)無伴奏ハートウォーミングな良作。これぞ映画といえる素晴らしい作品。予備知識なしで観たので、素で面白さを感じ取れた(40代男性)バベットの晩餐会福島のことを嘘いつわりなく語る農家さんと東京の若者の素直なことば。親の自死をこえて大地を受け継ぐ決意。その姿の強さ。一緒にとりくむ母親の姿に打たれました(60代女性)大地を受け継ぐ川は下るより上れ!(40代女性)フィツカラルド負のループから抜けられない感じが最高に鬱々しい(30代女性)マジカル・ガールとぼけた絵ととぼけた言葉は好き嫌いが分かれると思います。南米らしい鮮やかな色使いと陽気な音楽に乗せて、貧困問題や環境破壊問題が胸に刺さりました。最後に見えた希望もまた美しかったです(30代女性)父を探して今年は麻薬カルテル映画が、結構多かった気がする。で、そのほとんどでベニチオ・デル・トロが怪演をみせていた。本作では悪役。怖かった(40代男性)エスコバル 楽園の掟あのおじさんにもう一度会いたい!(20代女性)写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと他劇場で見たスポットライトと合わせてジャーナリズムの光と影だなと思い、とても考えさせられました(20代女性)ニュースの真相なかなか会えないけど、心がどんどん繋がっていく二人にキュンとしました。水上小学校の生徒の素朴さを含め、純粋ですがすがしい空気を感じました(30代女性)すれ違いのダイアリーズ過去と今の境目の混沌とした幻想的なイメージが、とても美しかった。“今”を受け入れた彼が指揮する『シンプルソング』の壮大で美しい調べに涙が止まりませんでした(60代女性)グランド・フィナーレ

*シネモンドベストシネマ2015!

1位(32票)

 

自分も昔音楽やってて共感することも多く、心をハンマーで叩かれたような衝撃を受けました!(20代男性)

 映画館で観て良かった。とんでもない映画でした。(30代女性)

音楽業界側でも喧々囂々の議論になった程でした。中で登場する実名JAZZメンを知ってただけに尚更感慨が。(50代男性)

パワフルで壮絶なバトルに驚かされました。思わず声をあげてしまったシーンも。そんなこと初めてです。(50代女性)

2位(27票)

 

間違いなく2015年でいちばん面白い作品やと思ってます。今までの安藤サクラさんが演じてる役は、いかにもこの人がやりそうだなって感じの役だったんですが、この作品はそんなこと全然思わないくらい一子になりきっていました。バナナマンが弁当を捨てた後のサクラさんのアドリブがすごく好きです。(20代女性)

安藤サクラの凄まじいほどの役作り、演技。ストーリーもよかった。(40代女性)

安藤サクラさんの女優魂を改めて感じた。泥くさい雰囲気が良かった。(10代女性)

3位(26票)

 

観終わったあと、しばらく打ちのめされた感覚が抜けませんでした。(30代女性)

この歳になってトラウマを映画で植え付けられると思っていなかったです。本当に恐ろしい体験をさせてもらいました。(20代男性)

とにかく監督の執念と作品の中の登場人物の業が画面から沸き立ってくるような映画だった。(40代男性)

難題材を、よくぞ映画化に漕ぎ着けた。監督挨拶の回で拝見しましたが、本館から全国スタートでよかった!(50代男性)


 互いに少しずつきっかけを与えて助け合う姿に、はっとさせられました。ラヴリー。(30代女性)(パレードへようこそ 二階堂ふみちゃんの色気に鳥肌がたった。(10代女性)(この国の空 好きには生きていけない!(40代女性)フレンチアルプスで起きたこと)」『百円の恋』と併せ技で、安藤姉妹が持ち味全開&絶好調な暴れ捲くり感が出ていて最高でした。次も頼む!(50代男性)0.5ミリ)」汚らしいのに美しくて、斬新でした。(10代男性)薄氷の殺人)」2015年のシメにあたたかい気持ちにさせてもらいました。ダンスと歌のシーンが特に最高。大好きなベルセバの音楽もよかった。(20代男性)ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール)」今まで全然気にしていなかったことに心を向けさせてくれた作品でした。 こういうパワーを感じられる作品がもっともっと増えてくれればいいと思います。 今年の夏は辺野古に行ってみます。(20代男性)戦場ぬ止み一週間引きずりました。(20代女性)神々のたそがれ中学生の頃の不安定さがみずみずしいのに、どんどん謎が深まっていくところに引き込まれました。ちなみに、共犯の読み方は(にんじん)の発音が正しいのでしょうが、私はどうしても(ピーマン)の発音で読んでしまいます。この意味がわかる人は仲間ですよ。(30代女性)共犯久しぶりに映画館で2回観た映画。それぞれの立場に気持ちを寄せてみることができ、泣きながらみました。(40代女性)みんなの学校新しい才能に出会えた喜び!(40代女性)ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女オープニングから笑いっぱなし。最高のバカ映画でした。(20代男性)/人数は少なかったですけど、何人かでポップコーンを食べながらのB級、楽しかったです!!(20代女性)ゾンビーバーバーチャルリアリティの技術進歩のニュースを見るたび、この映画がよぎります(20代女性)コングレス未来学会議愛さえも誰も救わない。手話だけで交わされるやりとりが隔絶した若者の姿を際立たせる。シンプルだが確かな画面構成が全編貫き通されている。(40代男性)ザ・トライブアムステルダムに行きたくなりすぎて悶えました。メンノさんファンクラブ。自分が好きなものに対するあの姿勢、見習いたい。(30代女性)みんなのアムステルダム国立美術館へ存在していることが奇跡のような映画。登場人物たちはキャスティングされて演じているような完璧な場面がいくつもあり鳥肌立った。(40代男性)ルック・オブ・サイレンス 菊池亜希子は全くノーマークだったが、「海のふた」と併せて中々グッとくる演技をしますね。今後も注目します。(50代男性)グッド・ストライプス日本の絵本とは違う、セレスティーヌがアーネストを守ろうとするところが新鮮でした。(10代女性/中学生)くまのアーネストおじさんとセレスティーヌイタリア映画の魅力はやっぱり褪せていなかった。淡い夢のような人生をそのまま受け入れて生きていくような人々の姿!(40代男性)夏をゆく人々ぐにゃぐにゃ世界観に引き込まれて心地よかった。(30代女性)嗤う分身

*シネモンドベストシネマ2014!

1位(34票)

劇中の歌が素晴らしかった。幸せな3人のシーンが逆に後の悲劇を予感させて切ない。アランカミングの笑顔やセリフから目が離せなかった。

 

マルコの生涯ほど残酷で清らかなものはない。チョコレートドーナツ=毒であり癒しである、そのことを忘れたくない、と心から思う。

 

これが現実にありえる状況だとおもうと、とても考えさせられる映画でした。自分の部屋があると知ったときのマルコの表情がとても印象的でした。

2位(22票)

ダントツに今年No.1!心にずっしり重くのしかかるような映画にもかかわらず、ラストでは何故か清々しいような思いに。

 

役者さんがスバラシイ!!

 

日常にある困難を淡々と切り取り、それらを梃子のようにして美しいラストシーンに導く力強い演出。

 

痛い! 痛い! 痛い! でも秀逸、素晴らしい‼ 綾野剛と池脇千鶴の憂いがしみてしみて、本当に辛く、人生を考えさせられました。

3位(20票)

3時間、アデルと同じくエマに恋し、夢中になり、失った…。観終わった後の喪失感がリアルすぎた!!!

 

とにかく素晴らしかった。基本邦画しか観ないのですがこれは予告の時から絶対観ようと思っていた。涙が止まらなかった。


映像ばかりでなく精神的な描写が素晴らしい!女同士の恋愛も男女間の恋愛も、同じなんだなとつくづく感心。細かい表現は圧巻だと思います。

  

ショッキングで美しい~!


見終わったら常識とか良心とかもどっかにいったような100歳の華麗なる冒険)」「ラストの電車のシーンが、好き。私も浪人を体験していたので、すごく共感してみれた。ほとりの朔子)」「

ピエール!きみはどうしてそうまでしてイヴに奉仕するんだい?と本人に問いかけたい。イヴ・サンローラン)」任侠物がボーイズラヴという視点を学んだ新しき世界)」美術系カップルにはリアルすぎるキューティー&ボクサー)」「美しく、愉快で、愛に満ち満ちていて、だからこそ切なくて孤独で救われなかった。ゴンドリー監督のファンですが、今作はとびきり素晴らしかったです。ムード・インディゴ)」落語のように、人間を愛情持って描いているので、心が温まった。そしてやっぱり最高のコメディだった。ジゴロ・イン・ニューヨーク)」文句なしにおもしろい。後でぐっとくる。罪の手ざわり)」オランダ映画らしいオランダ映画。相も変わらず勧善懲悪を拒むひねくれようは健在なり。人生はマラソンだ!)」親への自分の接し方を考えなおした。テーブルを拭く母の姿が美しくてかなしかった。母の身終い)」こういう俊逸なアクションものが、よくシネコンにもっていかれませんでした。(まぁ「96時間」も最初はそうだったけどね)友よ、さらばと言おう)」一番心にズシンと残っている。とにかくスクリーンに目が吸い込まれた。彼女の表情、ラストの父の表情がナチュラルすぎて、見入ってしまう。惹きつけられた父の秘密)」最初の顔ドアップの印象が忘れられません。あれをスクリーンで観られたのは嬉しかった。めまい)」ジム・ジャームッシュというよりゴダールを思い起こした。飄々とした感じとモノクロにもかかわらず美しい街並みが印象的。コーヒーをめぐる冒険)」めっちゃよかったのに邦題がちょっと…だからあんまり話題にならんかったんちゃう?あなたを抱きしめる日まで)」部屋のセットの世界観がとにかく居心地よさそうで、あんな部屋いいなと思った。基本夜のシーンだけど、その夜の映し方が落ち着いて、ずっと見ていたくなった。オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ)」『フューリー』や『ヒトラー、最後の一二日間』とかといっしょに見るととても楽しめる作品ですね。道行く人たちにもそれぞれの人生があり、膨大なドラマとストーリーを抱えて生きているということを改めて思い起こさせてくれた作品です。人にはお勧めしようとは思いませんが僕は大好きですね。さよなら、アドルフ)」

*シネモンド ベストシネマ 2013!

第1位(19票)※同票2作品

 

「きっと、うまくいく」

 

「インド映画、3時間ということで誰に勧めても敬遠されるが、映画の面白さが全面に詰まっている。ここ10年くらいでも5本の指に入る傑作です。主人公のインドのエミネム(アミール・カーン)最高」

 

「もらとりあむタマ子」

 

「自分にもあった、どうしようもないけどきっと必要だった時期を思い出させてくれる、愛しい映画でした」「生々しい日常風景が面白かった。前田敦子さんと康すおんさんのやりとり、すばらしい★」

「きっと、うまくいく」

「現在と過去が同時に進行していて、話が伏線として重なっていくところが面白かったです。歌いっぱい、笑いいっぱいのインド映画でした!」「心にひびき、なおかつとても楽しめる作品である :)  もう一度見たいです」「ボリウッドの出会いは衝撃的でした…あのダンスシーンを観たとき、私の中に何かが走った」

 

「もらとりあむタマ子」

「前田さんファンなので『タマ子』を観たとき、観客のクスクス笑いが聞こえて劇場内が暖かい空気に包まれたのはある意味衝撃でした。こういう映画の楽しみ方もあるんですね」「友達が誘ってくれて、本当に面白いの?と疑問に思いつつも行ってみたら、めちゃくちゃ面白くて、沢山笑って素敵な時間を素敵な時間を過ごせました」


第2位(18票)※同票3作品

 

「愛、アムール」

「すごく重かった…忘れられない」

 

 

「地獄でなぜ悪い」

 「園監督の狂気の映画愛が爆発してしまった傑作だと思います」

 

「ホーリーモーターズ」

 「とにかくかっこよかった。ラストの歌とインターミッションの演奏で泣けました」


シネモンドでの思い出

15周年を記念して、インターネット投票のほうで「あなたのシネモンドでの思い出を教えてください」というアンケートを行いました。読みながらしみじみ懐かしく、嬉しくなるようなコメントがたくさん。本当にありがとうございました。そのなかから、いくつかを抜粋して掲載します。

 

「『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』で、女性スタッフがヘドウィグのコスプレをしてチケットをもぎってくれたこと!美しかったです!『ロッタちゃん』で、バムセのぬいぐるみを買い逃したこと。いまだに残念。。『歌え!フィッシャーマン』、歌声が素敵だった」

ヘドヴィグのコスプレをしてた美女スタッフは前支配人・現芸妓の笑弥さんと今は東京で3人の母になったMちゃんですね。なつかしい!

 

 

「『トリノ、24時からの恋人たち』を高校生の時に初めて見に行きました。影響を受けてイタリア語の勉強を始めた思い出深い作品です」

映画きっかけでその国や文化に興味をもってもらえると本当に嬉しいです。美しいトリノの街が印象的な映画でした。主人公が働いている映画博物館がほんとに素敵で!私も行ってみたいです。

 

 

「白人男性とその友達が、こっそりスタッフに頼み込んで、映画終了後に日本人彼女へのプロポーズ動画を流した出来事が忘れられない」

これは本当に忘れられません!みんなでドキドキしながら見守りました…。彼女の「Yes」に居合わせた他のお客様たちも大喝采。もらい泣きしてた方もいましたね。。

 

 

「忘れられないのは、ダーレン・アロノフスキー監督の『π(パイ)』。その日の最終上映だったにも関わらず、高校生ぐらいと思しき女の子が3人で観に来ていたのが今考えても謎です。こんなカルトな映画を観る女友だちが石川に3人も集まるだけで奇跡とさえ思いました」

イイ話です。。昨年、高校生料金を500円にしてから制服姿の子たちが連れ立って来てくれることが増えた気がします。ここで観た映画のこと、ずっと覚えててくれるといいなー。