エリック・ロメール監督特集〈六つの教訓話〉         10/23(sat)〜29(fri)

フランスの街角で男と女はすれ違う。ヴァカンスのひとときに、男は女に恋心を抱く。恋愛喜劇の巨匠エリック・ロメールが描く六つの恋の話──

 

今回の特集では三宅唱監督(『きみの鳥はうたえる』『ワイルドツアー』)と俳優・柄本佑さんをゲストに迎えてのスペシャルトークイベント開催! それぞれ大変な映画好きであるお二人による、ロメールから始まる映画談義。ぜひお楽しみに。お二人の監督・主演作『きみの鳥はうたえる』の特別上映も!

 

◆エリック・ロメール…1920年3月21日生まれ。1959年に長編『獅子座』を監督。ゴダールやロメールより10歳ほど年長の彼はヌーヴェルヴァーグの兄貴分的存在として「親愛なるモモ」と呼ばれ親しまれてきました。〈六つの教訓話〉シリーズをはじめ、〈喜劇と格言劇〉シリーズ(『美しき結婚』『緑の光線』ほか)、〈四季の物語〉シリーズ(『夏物語』『恋の秋』ほか)など、2010年に亡くなるまで数々の作品を発表。映画のみならず舞台やドキュメンタリーの製作も手がけ、映画批評家としても活躍しました。ある時はパリの街角、ある時は避暑地の湖畔を舞台に、軽やかに動き回る女たちと悩める男たち。哲学的なテーマの中、人の心の機微を鮮やかに捉えたロメールの作品は、時代を超えて愛され続けることでしょう。  https://rohmer-sixcontesmoraux.jp/